皆さん、おうちでコーヒーを淹れるときはどんな抽出器具をお使いですか??? コーヒーメーカー、カフェプレス、エスプレッソマシンやマキネッタ、結構色々あります。 「どの器具で淹れるのが美味しいの?」 「やっぱりペーパーフィルター使った方が一番美味しく淹れられるんでしょ?」 などよく聞かれます。 器具による味わいの差を書いていこうと思います。 |
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近頃は家庭用エスプレッソマシンも性能がとれも向上し、お店で飲めるくらいのしっかりしたエスプレッソが抽出出来るマシンも出ています。 それなりにお値段しますが、、(⌒-⌒; ) エスプレッソとは極細挽きの細かいコーヒー粉と、お湯に圧力をかけて急速に抽出されたもので、コーヒーの成分を余すことなく抽出された珠玉の一杯。 「苦い!」のですが、黒い液体の上には“クレマ”というコーヒーの油分が乳化したものも一緒に抽出され、 エスプレッソの温度が下がるのを防いでくれるだけでなく、コーヒー本来の甘みも閉じ込められています。 これにたっぷりのお砂糖を入れ、苦味・酸味・甘味がパーフェクトに楽しめます。 ●温めたミルクを入れればカフェラテ ●ふわふわに泡立てたミルクを入れればカプチーノ ●お湯を注げばアメリカーノ という飲み物のなります。 |
もうひとつ! ガスコンロの直火で淹れる、ビアレッティを代表とするマキネッタ。 イタリアの家庭では一家に一台は必ずあるそうな。こちらはお湯への圧力が圧倒的に足りないのであくまで“エスプレッソ風”です。 |
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日本では紅茶用の器具のフレンチプレス(ティープレス)として有名ですが、 実はイタリアでコーヒー抽出用の器具として発明されたもの。 《イタリアで発明されたにもかかわらず、フランスの一般家庭で普及しているそうですよ》 カフェプレスの味の特徴はこってり、少し粉っぽく濃い味わいです。 金属フィルターなのでコーヒーの油分がダイレクトに感じられ、こってりとした口当たりと味わいになります。 淹れ方はカフェプレスに直に粉を入れ、湯を注ぎ4分タイマーで測ります。 ※湯を注ぐ際、縦に対流を起こしてあげるとがポイント。 コンパスの焙煎豆なら、2分半くらいでしっかりとした味はでます。 カフェプレス用の粉の粒度は一番粗挽きにしますが、コーヒー豆を粉にする際、どうしても“微粉”がでてしまうので、金属フィルターを通って微粉はカップに入ってしまいます。 粉がお湯に触れていればコーヒーの成分は出続けます。 |
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理科の実験が出来そうな器具。漏斗、フラスコ、アルコールランプを使うのでホントに実験みたいです。 淹れ方は漏斗にコーヒー粉を入れ、フラスコのお水をアルコールランプで温めます。温まり始めるとフラスコ内の気圧が上がり、蒸気圧で湯が上がり抽出が始まります。 木ベラで攪拌し、数秒経ってからアルコールランプをはずし、フラスコ内の気圧は元に戻ります。 湯自体に圧がかかり勢いよく抽出する方法は酸味が出やすいのが特長です。 |
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ネルの材質は布から短い繊維が出ていて、これがエグ味・雑味を吸着してくれ、すこしばかり油分を通すのですが、カフェプレスよりは控えめ、ペーパーフィルターよりはこってりとした味わいに。 ネルドリップ用の粉の粒度も一番粗挽きで、コーヒーカップ1杯抽出するのに20gも使う贅沢な抽出器具。 ネルフィルターは“使わない時”が何かと手間がかかります。 洗剤を使って洗ってはイケナイ。天日干ししてはイケナイ。布なので微粉が詰まりやすく、数回で交換しねくてはイケナイ。 など、制約が多いです。 注:凝り性の人はハマります。 |
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カフェプレスやネルドリップと違い、コーヒーの油分はペーパーフィルターが吸着してくれ、クリーンな味わいになります。 自動のコーヒーメーカーであれば、一定にお湯を注いでくれるので、いろいろな国の豆でいろいろな味わいのコーヒーが楽しめます。 ハンドドリップではコツは要るものの、淹れ方をわかってしまえば自分の気分に合わせて、時にはあっさりと、時にはどっしりと、コーヒーの世界が広がります。 コンパスコーヒー旗の台店・九品仏店では日替わり珈琲はペーパーフィルターでハンドドリップでお淹れしています。 一杯ずつ丁寧に、あなたのためだけに淹れております。 《戸越銀座店も平日のゆったりした日はハンドドリップで淹れた日替わり珈琲が飲めるかも?!?》 |